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2021.12.18(土) 生き物発見隊で出合った生きものたち
岡山県自然保護センター友の会主催の発見隊が開催されました。
極寒の中、講師の山田勝先生のご案内のもと、いつものコースを観察しました。
本日の圧巻は、クロスジフユエダシャクの成虫♀を子どもが発見したことです。
私もずっと町内を探していましたが、見つからずお初の出合いに感激しました!。
また、エノキの下でゴマダラチョウの幼虫2匹も発見!
嬉しい出合いでした。
お世話になりました山田先生はじめ、ご参加の皆様に厚く御礼申し上げます。
山田先生(オレンジのダウンの方)から開会のご挨拶です。
田尻大池の野鳥を探しています。
クロスジフユエダシャク ♂は蛾の形をしていますが♀は翅が退化して飛べません。
ゴマダラチョウ(幼虫) 緑色は初めてです。
ゴマダラチョウ 背中の突起が3対なのでオオムラサキではありません。
2021.12.9(木) 12月のトンボ
ため池めぐりでトンボに良く遭遇しますが、本日、オオアオイトトンボに出合いました。
本種は、日本に生息するアオイトトンボ属の中で最大のイトトンボとのことですが12月まで見られるようです。
また、♀は木の枝に産卵するそうで、来年は是非観察したいものです。
なお、福井県では12月30日の記録があるそうですが、とても寒さに強いトンボですね。
オオアオイトトンボ 温かい日差しに誘われ登場したのでしょうか。
オオアオイトトンボ 光沢があって美しいです。
オオアオイトトンボ 周りは落葉が進み、すっかり冬景色です。
2021.12.4(土) ラブリーな幼虫💛
落葉の季節になるとエノキの下でオオムラサキやゴマダラチョウの幼虫を観察することがあります。
エノキの大木があったので落葉を探すと、”いました、いました!”
ゴマダラチョウの幼虫です。
この幼虫、とっても可愛いので少しモデルをお願いし、あとはそ~っと元の場所に戻しました。
どうか来夏、美しい姿になって出現して欲しいものです。
ゴマダラチョウ幼虫 とっても可愛いでしょう。
ゴマダラチョウ幼虫 少しづつ動き出しました。
ゴマダラチョウ幼虫 小さな足も愛おしいですね。
ゴマダラチョウ幼虫 身を乗り出しました。
ゴマダラチョウ幼虫 オオムラサキは背中の突起が4対ありゴマダラチョウは3対です。
2021.11.14(日) イヌセンブリなど
希少種であるイヌセンブリを見つけました。
センブリとムラサキセンブリもありますが、イヌセンブリだと教えていただきました。
公園の斜面に群生していたのでちょっと嬉しかったです。
センブリの花にチョウやアブが吸密に訪れていましたが、苦くは無いのでしょうか?
植物名における”イヌ”は、”本物に比べて役に立たない”意味のようですが、とても可憐な姿でした。
イヌセンブリ(リンドウ科) もじゃもじゃした白毛が特徴だそうです。
イヌセンブリ キチョウが吸密中
イヌセンブリ アブもやってきた・・・
リンドウ 近くに咲いていました。
芸術の秋? ベンチでけなげに生きていました。
2021.11.4(木) ナガレタゴガエルなどに出合いました。
紅葉が見ごろになっていますが、希少種のナガレタゴガエルを観察することが出来ました。
2月-4月に山間渓流で繁殖期を迎えるため、渓流に集まってきます。
水かきの発達が良く、繁殖期には皮膚が著しく伸びて、ひだ状になります。
寒い冬を水の中で生き抜き、しっかり繁殖して欲しいものです。
また、タケニグサでひっそりお休みしているコテングコウモリにも出合いとても嬉しかったです。
ナガレタゴガエル 渓流性のアカガエルです。
ナガレタゴガエル 落ち着いたカエルですね。
ナガレタゴガエル 通常は石の下に隠れています。
コテングコウモリ タケニグサで休んでいました。”起こさないでよ”
2021.10.31(日) 日本一小さいカマキリ”ヒナカマキリ”に出合いました!
ヒナカマキリは大きさが12-18mm、淡褐色~黄褐色で背面に黒褐色の帯があります。
樹林内の林床や低い樹上で見られるそうです。
現地で探すこと約4時間、やっと見つかった時には歓喜の雄たけび(?)が上がりました。
今日は♀のみでしたが、次は男子にも出合いたいです。
お初の出合いは本当に感激します!
ヒナカマキリ(♀) なんとも地味で小さいカマキリです。
ヒナカマキリ 日差しが当たらないと発見は困難です。
ヒナカマキリ(♀) 威嚇のポーズでしょうか。
ヒナカマキリ(♀) 正面も何とか撮れました。
ヒナカマキリの卵鞘 少し変わった形をしています。春には無事赤ちゃんが出ますように。
2021.10.19(火) 再びアサギマダラがやって来ました!
10/7にはマーキングされたアサギマダラがやって来て興奮しましたが
今日もアサギマダラが我が家の庭のフジバカマで吸密していました。
マーキングは無くても嬉しい限りでモデルになってもらいました。
アサギマダラ 翅の浅葱色がきれいでしょう。
アサギマダラ 花粉が体にもついているようです。
アサギマダラ とてもきれいな翅ですね。
アサギマダラ フジバカマもおしまいなので見納めでしょうか?
アサギマダラ また来年も待っていますよ。
2021.10.16(土) 生き物発見隊で出合ったシジミチョウ3種
コロナ禍で岡山県自然保護センター友の会主催の”生き物発見隊”が
5月からずっとお休みでしたが、本日ついに再開されました!
講師の山田勝先生はじめ、スタッフの皆さんも感無量?のスタートとなりました。
多くの昆虫、野鳥など発見されましたが、圧巻は珍しいシジミチョウが観察されたことです。
お世話になりました山田先生はじめ、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
生き物発見隊 山田先生から「初めて参加の方?」と質問中です。
ゴイシシジミ 発見隊では久しぶりの出合いです。
クロツバメシジミ 食草であるツメレンゲの付近にやって来ました!希少種です。
ベニシジミ 素敵な色合いですね。
新種発見?ネコに見えたのですがカエルにも見えませんか?センターの新スポットにしたいです。
2021.10.9(土) アサギマダラのマーキング個体発見!
10月7日の朝、庭のフジバカマにアサギマダラがやって来ました。
例年、アサギマダラを見るのはとても楽しみにしているのですぐにカメラを向けると・・・
なんと翅に文字を発見!
ついにマーキング個体に出合うことが出来たのです。
あまりに嬉しくてその文字を調べてみると・・・
9月19日に群馬県吾妻郡中之条町の中之条山の上庭園から飛んできていました。
同庭園の2015年の調査結果を見ると、岡山市に飛んできた記録もあり、その距離は472kmとのこと。
旅する蝶で有名ですが、ミラクルな出来事に感動冷めやらず。
アサギマダラ 「カラク mit 9.19 2345」が確認できます。
アサギマダラ カラクは旧花楽、mitはマーキングした方の名前、9月19日に群馬を出たようです。
アサギマダラ 文字は透けて見えます。あっという間に飛び立って行きました。
2021.10.7(木) リスアカネの連結産卵
ここの時期はアカトンボを良く観察できますが、種類がなかなか分かりません。
小さな池を覗くとリスアカネ連結で飛行していました。
偶然撮れた写真を見ると♀の腹端から卵が放出されていました。
肉眼では、卵まで確認することは出来ませんが、ラッキーな出来事でした。
リスアカネ(前が♂、後ろが♀) 連結して飛行中
リスアカネ ♀の腹端の白い粒が卵です。
リスアカネ 正面からも撮れました。卵がうっすら見えますか?
リスアカネ 連結産卵中。一番下の白い粒が卵です。
2021.9.28(火) 身近なトンボなど
少し前ですが、草刈後に河川敷を巡ってみると数種類のトンボがいました。
あまり珍しいトンボはいませんが、出会えると嬉しいですね。
コフキトンボ シオカラトンボを一回り小さくしたようなトンボで♂は孵化後すぐに白粉を吹くそうです。
マユタテアカネ 顔面に眉状斑があるのが名前の由来です。
アオモンイトトンボ 未成熟個体です。
ウチワヤンマ タイワンウチワヤンマと良く間違いますが、ウチワ状突起に黄斑があります。
ウチワヤンマ 上からもどうぞ。
クロコノマチョウ(と思う)の幼虫 とてもユニークな姿でした。
2021.9.23(木) 彼岸花(ヒガンバナ)など
お彼岸の季節になると必ず彼岸花が咲きます。
彼岸花の別名は1,000以上と言われるそうで少しご紹介すると・・・
曼殊沙華(マンジュシャゲ)、天蓋花(テンガイバナ)、死人花(シビトバナ)、地獄花(ジゴクバナ)、
幽霊花(ユウレイバナ)、剃刀花(カミソリバナ)、狐花(キツネバナ)等々。
花言葉は、悲しき思い出、あきらめ、独立、情熱だそうです。
それぞれの思いはいろいろあることでしょうが、美しい彼岸花を楽しみたいものです。
彼岸花 近くのあぜ道に咲いていました。
彼岸花 暗い中に朝日を浴びて咲いていました。
カラスアゲハ 吸密中です。
ナミアゲハ こちらも吸密中です。
ススキ 毛糸ではありません。こうして穂がでてきます。
ススキ 自然は不思議ですねぇ。
2021.9.20(月) 飛ぶ宝石オオセイボウ(大青蜂)
久しぶりにオオセイボウに出合うことが出来ました!
オオセイボウは「飛ぶ宝石」、「宝石蜂」と呼ばれる大変美しい蜂です。
近年、減少している女郎花と一緒に撮ることができて嬉しかったです。
オオセイボウ スズバチ、トックリバチなどの巣に寄生して育つそうです。
オオセイボウ 顔の周囲に花粉がたくさんついていますね。
オオセイボウ 大きさは12~20mmです。
オオセイボウ かろうじて飛翔シーンも撮れました。
2021.9.17(金) ギンヤンマの産卵
近くの池でギンヤンマが産卵していました。
ギンヤンマは雌雄がつながったまま水草の茎などに産卵します。
連結産卵は他の♂に♀を取られない産卵方式だそうですね。
ギンヤンマ(♂) 下に♀がつながっています。
ギンヤンマ 前が♂、後ろが♀で水草に産卵中
ギンヤンマ 時々向きを変えます。イトトンボもカップルになって側を飛んでいます。
ギンヤンマ 正面にも向いてくれました。
2021.9.15(水) 外来昆虫 シタベニハゴロモ
この虫を見たら要注意!とネットの見出しに書かれていますが、
外来昆虫シタベニハゴロモを初めて確認しました。
大量発生すると農作物や木を枯らす害虫とのこと。
実際どのくらいの数がいるのか分かりませんが、侵略して欲しくない昆虫ですね。
シタベニハゴロモ 光に透けて下の紅色が鮮やかです。
シタベニハゴロモ 名前は美しいけど・・・
スッポン 息継ぎに顔を出したのでしょうか?
2021.9.11(土) 最も美しい赤トンボ”ミヤマアカネ”
秘境ツアーの続きですが、数年ぶりにミヤマアカネを見ることが出来ました!
ミヤマアカネは褐色の帯をもち、飛ぶ時に帯が輪を描きます。
この様子から「クルマトンボ」、「ヤグルマトンボ」の別名があるそうです。
特に成熟した♂の翅の帯とピンクの縁紋が最も美しい理由と言われています。
残念ながら飛翔シーンは撮れませんが、出合えて嬉しかったです。
ミヤマアカネ(♂) 褐色の帯とピンクの縁紋で成熟男子です。
ミヤマアカネ(♂) 本当に美しいトンボですね。
ミヤマアカネ(♀) 女子は地味ですが魅力的です。
ルリボシヤンマ このトンボも非常に美しいです。
2021.9.9(木) ゴイシシジミの楽園♪
私には秘境と思えたフィールドに連れて行っていただきました。
なんとシジミチョウが続々と登場するのですが、全てゴイシシジミなのです!
最初は興奮していましたが、あまりの多さに最後は普通のシジミチョウになってしまいました><
その他、珍しい出合いもあったのでご笑覧くださいませ。(続く)
ゴイシシジミ 今季お初です。
ゴイシシジミ ササや竹の葉裏に翅を閉じて静止し、アブラムシの分泌物を吸います。
ニホンアカザトウムシ Y博士に教えていただきました。
ハゲギセル ちょっと可哀そうな名前かも?
ナツエビネ 秘境にはこんな美しい花が・・・
アケボノソウ この花もあちこちにありました。
2021.9.6(月) 念願のベニイトトンボに出合いました!
ベニイトトンボに是非出合いたいと思っていましたが、本日、ついに実現しました!
友人夫妻とご一緒に必ずいるという湿原に行くと・・・
いたいた!ベニイトトンボ(♂)です。
とても繊細で美しいトンボに感動しました。
ベニイトトンボ(♂) 見つけたときは嬉しかったです。
ベニイトトンボ(♂) 正面からです。
ベニイトトンボ(♂) 正面をもう少し大きく・・・
リスアカネ(♂) ベニイトトンボの他にいた赤とんぼです。
マユタテアカネ(と思う)ヒメアカネに訂正 トンボの同定は難しいです。
ハッチョウトンボ(♂) まだ見ることが出来ました。
2021.9.4(土) ベニシジミの彩り
コロナで緊急事態宣言下、いつの間にか9月になっていました。
少し凌ぎやすくなりましたね。
何か虫さんはいないかとご近所を巡ったらベニシジミが登場してくれました。
私の大好きなシジミチョウです。
ベニシジミ ヒメジョオンにやってきました。
ベニシジミ 色合いがとっても素敵です。
ベニシジミ 以前は数が多かったのですが今季は出会いが少ないように感じます。
ヤマトシジミかシルビアシジミか? 仲良く並んでくれました。
2021.8.30(月) 可愛いカジカガエル♪
カジカガエルの里に寄ってみると、カジカガエルの幼体に出合うことが出来ました。
大きさは1cmくらいでめちゃくちゃ可愛かったです。
近くにツチガエルの幼体もいたのですが、こちらはその倍くらいはあったでしょうか。
どちらのカエルも無事に大きくなって欲しいものです。
カジカガエル 体長1cmくらい。足元から飛び出したのでわかりました。
カジカガエル 正面も向いてくれました。
ツチガエル いぼいぼが可愛いですね。
イタヤカミキリ 名前はY博士にお聞きしました。
イタヤカミキリ カジカの里にいました。模様が珍しいですね。
2021.8.26(木) ため池のトンボたち
コロナ禍で行きたい場所は、お休みばかりです。
近くのため池を覗いてみると、7種類のトンボが登場してくれ嬉しくなりました。
身近なトンボばかりですから、皆さんも是非見つけてくださいね。
ショウジョウトンボ(上)とシオカラトンボ(下)が仲良く・・・
同じ場所が好きなのでしょうね。
ウチワヤンマタイワンウチワヤンマに訂正(左上)とショウジョウトンボ(右下) こちらはお見合い?
ウチワヤンマ タイワンウチワヤンマに訂正 顔がユニークですね。
アオモンイトトンボ(と思う) カップルが多数いました。
チョウトンボ ヒラヒラ飛んでいました。
リスアカネ アカトンボはきれいですね。
マユタテアカネ 暗い場所でした。
2021.8.15(日) ニホンアカガエルなど
岡山県自然保護センターを散策中、足元からカエルが飛び出しました!
良く見るとニホンアカガエルでした。あまりに可愛いのでモデルをお願いしました。
ニホンアカガエル 苔の上にちょこんとお出まし♪
ニホンアカガエル 正面も・・・・
オオイトトンボ(と思う) グリーンに映えます。
ハッチョウトンボ(♂) 1個体しか見えませんでした。
ナガコガネグモ ニイニイゼミが犠牲になりました。
サギソウ 花の数も増えて見頃です。
2021.8.11(水) オオシオカラトンボの産卵など
近くの森林の小さなため池を覗くとオオシオカラトンボのカップルがいました。
オオシオカラトンボの産卵は打水産卵ですが、必ず♂が♀の上空で警護しています。
しかし、実際のところ、警護なのか♀を逃がさないためか、真相は定かではありません。
もう一つトンボのニュースがありました。
この日、目の前にギンヤンマが降ってきたのですが、何とオオヤマトンボを捕食していました。
自分の体より大きなトンボを食べるパワーにちょっと驚きました。
オオシオカラトンボ 彼女を待っているのでしょうか?
オオシオカラトンボ お相手が見つかりました!
オオシオカラトンボ ♂はずっと♀の上を飛びます。
オオシオカラトンボ 水中に産卵中です。しぶきがあがっています。
ギンヤンマ いきなり目の前に落ちました。
オオヤマトンボ(左)とギンヤンマ(右) この時点で胸部を食べられています。
オオヤマトンボ こんなきれいなトンボが・・・残念!自然界は厳しいですね。
2021.8.4(水) 幸福を呼ぶブルービー♪
今季も青いハチ(ナミルリモンハナバチ)に出合うことが出来ました。
安定的に近くの公園にお出まししてくれるので嬉しい限りです。
コロナで暗い世の中、少しでも笑顔になってくださいませ。
ナミルリモンハナバチ アキノタムラソウ(多分)で吸密中です。
ナミルリモンハナバチ なかなか飛翔シーンは撮れません。
ナミルリモンハナバチ 小さな花に顔を入れるようにして吸密します。
ナミルリモンハナバチ メスはコシブトハナバチ類やケブカハナバチ類の巣に産卵します。
モンスズメバチ ブルービー近くの木のウロに営巣中。門番もいますから危険です。
2021.7.31(土) チョウトンボなど
暑中お見舞い申し上げます。
連日の猛暑にはウンザリですが、トンボは元気そうに飛び回
っています。
岡山県自然保護センターでおなじみのトンボにモデルになってもらいました。
炎天下での撮影はとても危険なように思いましたので早めに切り上げました。
皆様もくれぐれもご自愛くださいませ。
チョウトンボ 暑さでお尻を上げています。
チョウトンボ 翅の光沢がとても美しいのです。
ハッチョウトンボ(♀) 全体的に数が減っています。
ハッチョウトンボ(上が♂、下が♀) ちょっと見にくいけどメスが産卵中です。
アオモンイトトンボ かなり遠かったのですがダブルハートです。
2021.7.27(火) 虹色に輝くタカチホヘビ
久しぶりにY博士に同行させていただきタカチホヘビ(幼体)を観察できました。
このヘビは山地に生息し夜行性ですから、探すのはとても困難だそうです。
苦労の末、虹色のヘビを見ることが出来て嬉しかったです。
タカチホヘビ(幼体) 頭が虹色に輝いています。(鱗に光沢がある)
タカチホヘビ(幼体) ミミズなどを食べるそうです。
タカチホヘビ(幼体) とてもおとなしく小さいヘビです。
タカチホヘビ(幼体) 他のヘビとの違いは、腹面。尾下板は左右2列に分かれず1列となることです。
2021.7.18(日) 小さな池の周りの生きものたち
つい見逃しそうな小さな池の周りを気を付けてみると、意外に生き物がいました。
名前が合っているかどうか怪しいのですが・・・
わずかな時間を楽しませてもらいました。
ミカドガガンボ お初です。最大級のガガンボとか。
アシダカグモ 大きなクモで、家ではゴキブリを食べてくれる強い味方。
シュレーゲルアオガエル(と思う) 幼生がいました。
エゾトンボ(SP) 色合いが素敵でした。
ウスバキトンボ 最近とても増えてきましたね。
コオニヤンマ 今季お初です。
ベニシジミ カップルになっています。
ヒラタアブ(SP) アザミの密は美味しいのですね。
2021.6.29(月) ハラグロオオテントウなど
6月が終わろうとしています。
写真を撮りに行く時間が取れず更新が遅れ遅れで申し訳ありません。
今季お初のハラグロオオテントウと真っ赤なヒラズゲンセイに出会いましたのでご覧くださいませ。
ハラグロオオテントウ お腹が黒いだけです。ちょっとかわいそうな名前ですね。
ハラグロオオテントウ 日本では最大級のテントウムシだそうです。
ヒラズゲンセイ(♂) 赤いクワガタとも呼ばれるそうですが触ると毒を出すので要注意!
ヒラズゲンセイ(♂) キムネクマバチに寄生するそうです。
2021.6.17(木) ヘビ3種
蛇がお嫌いな方はごめんなさい。
ヤマカガシとヒバカリの幼体に出会ったのでお届けします。
食物連鎖といえば仕方ないですが、モリアオガエルがヤマカガシに飲み込まれていました。
その時、カエルの断末魔が聞こえちょっとショックでした。
ヤマカガシ(幼蛇) 毒蛇ですが首に黄色い模様が入るのが特徴です。
ヒバカリ(幼蛇) 手の平にすっぽり入るサイズです。
シマヘビ カエルを狙っているようです。
シマヘビ お目目はマンマルです。
ヤマカガシ モリアオガエルさんをいただきます。
2021.6.2(水) 日本一小さいトンボ、ハッチョウトンボ
岡山県RDBで準絶滅危惧種のハッチョウトンボに出会いました。
地元新聞にも掲載されましたが、世界最小クラスのトンボで1円玉にすっぽり隠れるサイズです。
♂は自分の縄張りで♀を待っているようでした。
観察日は暑かったので尻上げも見ることが出来嬉しかったです。
ハッチョウトンボ(♂) 暑くなるとおしりを上げてくれます。
ハッチョウトンボ(多分若い♀) ♂と比べて色合いが違いますね。
ハッチョウトンボ(♂) グリーンの中で鮮やかですねぇ。
2021.5.31(月) モリアオガエルのシーズン
梅雨に入ると気になるのがモリアオガエルです。
モリアオガエルは木の上などに白い泡状の卵を産むことで有名で、
5月から7月にかけ池や沼、あるいは水田などで繁殖します。
時には1匹の♀に数匹の♂がしがみつき卵塊を作ります。
なかなか成体やカップルを見ることは無いのですが可愛いモリアオガエルをどうぞ。
モリアオガエル(♂) とてもきれいな緑色のカエルです。
モリアオガエル シュレーゲルとの違いは虹彩が赤いことです。
モリアオガエル くつろいでいるように見えます。
モリアオガエル 竹を移動して行ってます。
モリアオガエル 少し模様の違う個体
モリアオガエル ♀の近くに♂がやってきています。
モリアオガエル 命がいっぱい詰まった卵塊です。
2021.5.23(日) ホソミオツネントンボの♡
早朝から真っ青な青空です。
薫風と初夏のさわやかさがマッチして気持ちの良い日曜日ですね。
先日、ホソミオツネントンボのハートを撮っていたのですが
カエルの取材に追われお披露目が遅くなりました。
緊急事態宣言下、青いトンボでおくつろぎくださいませ。
ホソミオツネントンボ カップルの邪魔をする輩はどの世界にもいますね?
ホソミオツネントンボ ライバルが消えたね。
ホソミオツネントンボ やっと恋が成就したね。
ホソミオツネントンボ もう誰にも邪魔させないぞ!
2021.5.20(木) カジカガエルの楽園♪
Y博士のお供パートⅡでカジカガエルの調査に同行させていただきました。
カジカガエルはフィーフィーと鹿のような美しい鳴き声のため、古来より愛され河鹿蛙の名前がついています
そろそろ繁殖期だそうで、川の石の上にあちこちカジカガエルがいて、彼女を待ってました。
卵塊も見つかりましたがピークはこれからとのこと。
とっても可愛いカジカガエルをご覧くださいませ。
カジカガエル(♂) こんにちは。私がカジカガエルで~す。
カジカガエル 背景は滝のように水が落ちています。
カジカガエル(♂) 彼女を待っているんだよ。
カジカガエル(♂) 少しづつ模様も違うようです。
カジカガエルの卵 写真はY博士よりお借りしました。
2021.5.19(水) チュウゴクブチサンショオウウオなど
Y博士のお供でサンショウウオ類の調査に同行させていただきました。
新緑の中、チュウゴクブチサンショウウオを発見、卵嚢も見つかりました。
その後、ヒバサンショウウオも見つかりサンショウウオ類の魅力にはまってしまいました。
チュウゴクブチサンショウウオの卵嚢、♀は石の裏に一対のバナナ状の卵を産みます。
チュウゴクブチサンショウウオの成体です。
チュウゴクブチサンショウウオの卵嚢(上)と成体(右下)です。
ヒバサンショウウオ(旧カスミサンショウウオ高地型) 住居をお掃除してすっきりしました。
2021.5.16(日) ヘビの季節
カエルの季節が来ればヘビも季節♪両者は切っても切り離せません。
走行中、道路上に出て来たヘビ2種をお届けします。
ヘビがお嫌いな方はスルーなさってくださいませ。
ジムグリ 日本固有種 「地に潜る」ことからジムグリの名が付いた。全長70~100cm
ジムグリ 性格は温和です。友人の長靴に上ってきました。
ニホンマムシ 毒蛇として有名ですが、積極的に襲うことは無いそうです。
ニホンマムシ 目は金色、全長(45~65cm)に対して胴が太く、体形は太短い。
2021.5.14(金) カエルの季節
シュレーゲルアオガエルの声が良く聞こえてきますが、その姿を目撃することはあまりありません。
モリアオガエルもそろそろデビューする頃なのでちょこっと産地にお出かけしてきました。
すると3種類ものカエルが登場してくれました。
これから雨と共にカエルたちの合唱が始まります。
コロナをしばし忘れてカエルの合唱に耳を傾けたいものです。
シュレーゲルアオガエル モリアオガエルとよく似ていますが虹彩が黄色です。
シュレーゲルアオガエル このポーズ、最高です!
シュレーゲルアオガエル 鳴のうというあごの下の袋を膨らませ彼女を募集しています。
カジカガエル とても美しい声で鳴いていました。
モリアオガエル(♂) ボケですが虹彩が赤いのが特徴です。
2021.4.29(木) ジャコウアゲハの産卵
近くにウマノスズクサがあり、ジャコウアゲハが数頭産卵していました。
ジャコウアゲハの幼虫はウマノスズクサが食草なのです。
メスはウマノスズクサの葉の裏側に一回に20~30個卵を産みつけますが、
卵の表面には毒の成分がついているため、食べられることは無いそうです。
各地区でウマノスズクサを植え、ジャコウアゲハの保全に頑張られているお話を聞くと嬉しくなります。
ジャコウアゲハ(♀) 葉の裏に産卵中です。
ジャコウアゲハの卵 卵は白で表面に黄色や橙色の毒の成分が付いています。
ジャコウアゲハ(♂) アザミで吸密中の男子です。
2021.4.19(月) ようやくホソミオツネントンボ♪
ホソミオツネントンボが出現する池に何度も行って、本日、ようやく確認できました!
このトンボは成虫越冬することで有名で、春になると美しい青色になります。
同時にホソミイトトンボもお出まし。ダブルで青いトンボを見ることができ嬉しかったです。
これからトンボやチョウのシーズンでとっても楽しみです。
ホソミオツネントンボ ハートが出来ていました!
ホソミオツネントンボ 今日も強風でしたが愛は強し?離れません!
ホソミイトトンボ ♀が産卵しています。
シオヤトンボ(♀) 空中から産卵しています。
2021.4.17(土) 生き物発見隊で出会った生きものたち
岡山県自然保護センター友の会主催の「生き物発見隊」が開催されました。
かなりの雨でしたが、”つわもの”が集まり、講師の山田勝先生、橋本智明先生とスタート!
雨には雨の出会いがあり、楽しい発見隊でした。
写真の中でもキバネツノトンボですが、トンボと名前がついているにも関わらず
トンボではなく、アミメカゲロウ目、ウスバカゲロウ科、ツノトンボ亜科だそうです。(さっぱり分からん?)
お世話になりました皆様に厚く御礼申し上げます。
キバネツノトンボ ラブラブ?
キバネツノトンボ ユニークなお顔&ツノの雨のしずくにご注目。
カメノコテントウ こんな場所にきれいな卵を産むのですね。
おや?何か見つかったようです。
セトウチサンショウウオ(幼生) 元気で生きのびてね。
通路にニホンアカガエルのオタマジャクシがいっぱい♪
ホタルカズラ ひっそりと咲いていました。
2021.4.8(木) ツマキチョウとの出会い
年一回、春だけに現れる白っぽいチョウがいます。
それは、ツマキチョウです。
温度が上がったのでそろそろデビューしないかと近くを探したらビンゴ♪
ツマキチョウは、モンシロチョウよりやや小さく、♂は前翅の先端がオレンジ色で後翅の裏は網目模様。
と、かなり特徴的ですが、皆さんも是非探してみてくださいね。
ツマキチョウ(♂) 前翅の先端がオレンジが特徴です。
ツマキチョウ(♂) 網目模様が分かりますか?
ツマキチョウ(♂) ちょっと変わったポーズ?
ツマキチョウ(♂) ロマンティックな雰囲気になりました。
ツマキチョウ 上が♂、下が♀ 早くお相手を見つけないと・・・ネ。
2021.3.20(土) 岡山県自然保護センター生き物発見隊
今年度最後の発見隊に参加しました。
いつ雨が降り出してもおかしくない天候でしたが、常連さんが集まり郷の茶屋をスタート。
講師は山田勝先生、橋本智明先生、村上勇先生です。
昨日までの天候ならチョウなど出たかもしれませんが
本日は強風で温度も低かったので期待薄・・・?
しかし、最後に日よけパラソルからアシナガバチの女王様が登場したのはサプライズでした。
皆様、お世話になりありがとうございました。
おやおや、何か見つかったようです。
かなり鮮明な足跡 イタチかテンとのことです。
キアシナガバチ 全て女王バチで、これだけまとまっているのは珍しいそうです。
2021.2.19(金) ノレンコウモリ発見!
先日、山田先生と再びコウモリ調査に同行させていただきました。
なんと、岡山県では山田勝先生が2017年に発見されたノレンコウモリが見つかりました!
お聞きすればこれで岡山県では5個体目とのこと。
その他、テングコウモリ、モモジロコウモリ、ユビナガコウモリ、キクガシラコウモリも多数見えました。
写真はブレブレでノレンコウモリのみお届けします。
なお、コウモリを触るには捕獲許可がないとできません。
トピックスですが洞窟で”空中を飛ぶ猫”を発見!
な、な、なんとオオコノハズクだったのでびっくりでした。
洞窟内はオオコノハズクが食糧難に陥ることはありませんから生きる知恵でしょうかね。
ノレンコウモリ 耳介、耳珠が長いなどが特徴
ノレンコウモリ 調査が済んだら元の場所に戻します。
オオコノハズク 飛ぶ猫の正体はこれ!出てきてくれてありがとう!
2021.1.9(土) 冬眠のコウモリ4種
Y博士のコウモリ調査に同行させていただきました。
この時期、コウモリたちは冬眠中とのことでお住まいをご訪問。
そこはとても静かな佇まいで室温は快適♪
コロナも争いもなく、ただひっそりと春が来るまで眠るのみです。
モモジロコウモリ まるで宝石(寒さで露がついています)
モモジロコウモリ こちらは3頭くっついています。
モモジロコウモリ パンダ顔に見えます。
キクガシラコウモリ ぎっしり身を寄せ合っています。
キクガシラコウモリ 違う角度からも・・・
テングコウモリ 金髪のコウモリが1頭、分かりますか?これがテングコウモリです。
ユビナガコウモリ キクガシラコウモリの一番左にいます。違いが分かりますか?
2021.1.6(水) ニホンザルの群れ
謹賀新年 本年もよろしくお願い申し上げます。
お正月早々、山際の田んぼにニホンザルの群れがいました!
約15頭くらいいたようで近くに民家もありました。
今年の干支が申ならヒットでしたが、周辺に被害が無いことを願っています。
ニホンザル こちらが車を止めたので逃走を始めました。
ニホンザル 逃げながらもこちらを見ています。
ニホンザル カメラ目線になっています?一番下のサルにご注目ください。
ニホンザル 群れのボスでしょうか?顔もお尻も一番赤い。
ニホンザル このボスらしきは歯をむいてこちらの様子を伺いながら山に入りました。
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