風の小さな生き物たち


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2020.12.17(木) 可愛いセトウチサンショウウオ
「岡山県版レッドデータブック2020」が発刊されましたが、このページにも時々登場した
”カスミサンショウウオ”が”セトウチサンショウウオ”に変わりました。
岡山県絶滅危惧Ⅰ類、環境省Ⅱ類という貴重な生き物です。
これからもひっそりたくましく生きのびて欲しいものです。


セトウチサンショウウオ ”森と水の妖精”と言われています。


セトウチサンショウウオ 1月~3月にかけて産卵します。 


キクガシラコウモリ 冬眠中でしょうか。


2020.12.5(土) ニホンジカ発見!
午後から岡山県自然保護センターで2020岡山県RDB野鳥編の講座があったので参加しました。
講師は日本野鳥の会岡山県支部長の丸山健司先生です。
今回、選定された野鳥の説明など大変分かりやすくお教えくださり勉強になりました。
講座の終了後、野外で野鳥観察をしていたら、丸山先生がニホンジカを発見!
本シカは、あれよあれよという間に逃走しましたが、センターでニホンジカ(♂)を見たのは初めてです。
これまで見たのはシカの角研ぎあとか糞など・・・・
本日のトピックスとなり、皆さん興奮気味(笑)でした。


ニホンジカ(♂) 背景がごちゃごちゃですが、角から見ると三歳以上です。


ニホンジカ 見つかった!と駆け出します。


ニホンジカ 日の当たるカーブへ突入


ニホンジカ 水しぶきをあげて消えました。


イタチ 角が生えているのではなく、お魚をゲットしています。


ゴマダラチョウ(幼虫) わずか数分で11匹見つかりました。ここはパラダイスですね♪


ゴマダラチョウ(幼虫) ズームアップ。オオムラサキも見つけたい!


2010.11.13(金) 晩秋に出会った生き物たち
紅葉&落葉の美しい季節の中、何種類かの生き物たちが登場してくれました。
ニホンマムシ、コテングコウモリは今季最終かなと思います。
これから寒さを迎えますがみんな頑張って生きのびて欲しいものです。


ニホンマムシ 水辺でのんびりムード?



ニホンマムシ 動きはかなりゆっくりでした。


ナガレタゴガエル このカエルをマムシが狙っていたのかも?


コテングコウモリ 2頭仲良くお休み中でした。


美味しそうなスイーツにも見えますがニホンモノンガの食痕です。


イノシシ(ウリ坊) 雨の中エサを探していました。


2020.10.7(水) アサギマダラの季節
今季も渡りをする蝶で有名なアサギマダラに出会うことができました。
先日センターでは出会いましたが一頭のみ。
今日は例年訪れる山でまずまずの数が見られました。
ふわふわと優雅に舞うアサギマダラに癒されました。


アサギマダラ 光が差し込んできれいでした。


アサギマダラ 翅を広げると更に美しい♪


アサギマダラ 場所を譲ってと飛んできているのかな?


アサギマダラ 飛翔シーンは難しいです。


アサギマダラ しっかり吸密してくださいね。


2020.10.2(金) 赤白とりどり?
岡山県自然保護センターが続きますが、散策しているといろいろな生き物に出会います。
中でも白いクモは初めて見ました!
花もたくさん咲いており、一日中滞在しても退屈しないのがセンターの魅力です。


アズチグモ(♀) 仮面舞踏会のマスクをつけたような顔が特徴


オンブバッタかな?赤い個体がいました。


ツチイナゴ こちらも赤タイプです。


アキアカネ  ナツアカネ(♀)だそうです。 静かに止まっていました。


ナツアカネ 真っ赤になっています。


アサギマダラ 今季お初でした。


ブレイク おや?コテングコウモリがお休み中です。


2020.9.10(木) 秋の花の彩り
9月6日(日)に岡山県自然保護センター自然観察会で表題の講座がありました。
講師は藤田先生。秋の七草とは?山上憶良の
「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花 萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花」
の説明に始まり、2時間でセンター内の約50種類の植物を教えていただきました。
どの植物にも名前の由来がありますが、それも交えて楽しい観察会でした。


イヌハギ 希少種 ネコハギもありました。


ヘクソカズラ 花を手に乗せるとお灸に見えるので灸花(やいとばな)ともいわれる。


サワギキョウ とても美しい花ですが有毒らしい。


ミズトンボ 湿地に生える希少種です。


サギソウ 6輪も花をつけた珍しいサギソウでまだ3輪見ることができました。


オトギリソウ(弟切草) 兄が弟を切り殺した伝説ありでこの葉の油点は弟の飛び血と言われています。


ツルリンドウ 可憐な花で数か所で見られました。


キキョウ 道端にひっそり咲いていました。


ミズアオイ 希少種ですがバッタが食べるのできれいな花が見えません。


ミズアオイ 犯人はこの子です。


2020.9.4(金) 岡山県自然保護センター散策♪
自然保護センターでミズトラノオが咲いている頃なので行ってみました。
多くの絶滅危惧種がセンターで保護されてるそうですがその一つです。
途中で雨が降り始めたので退散しましたが、気まぐれの雨だったようで残念でした。
何種類かの植物や吸密にやってくる可愛い生き物たちをご笑覧くださいませ。


ミズトラノオ かなりな数が咲いています。ホウジャクが訪問中。


ミズトラノオ キチョウもやって来ました。


ナンバンギセル 咲き始めのようです。


キセルアザミ ハチが吸密にやって来ました。


ミズオオバコ 好きな花ですがたくさん見られました。


オオルリボシヤンマ(と思う) 産卵にやってきました。


ビッチュウフウロ 可憐に咲いていました。


ヒメウラナミジャノメ ヒヨドリソウでしょうか?


2020.8.23(日) 久しぶりのライトトラップ♪
町内の公園でライトトラップをしませんか?というお誘いがあったので参加しました。
19時頃から始めましたが次々と昆虫類などがやってきました。
メモを取っただけでも25種類、その他小さな生き物は相当数やってきました。
何とかモデルになってくれた生き物をご紹介します。(ほんの一部です)
お世話になりました友人のお二人に感謝いたします。


ムラサキシャチホコ どう見ても枯葉にしか見えません。


コスズメ かっこいいでしょう。


ゴマフボクトウガ ちょっとおしゃれな蛾に見えます。


クロモンシタバ 昼間見るともっと美蛾



不明の蛾


フタモンウバタマコメツキ 個性的な姿です。


モンスズメバチ ハチも灯火にやってきました!


ツクツクボウシ 多数やってきました。


灯火採集のセッティングです。ツノトンボも多かったですね。


2020.8.18(火) 幸せを呼ぶ青いハチなど
今頃からナミルリモンハナバチがやってこないかと探してみたらビンゴ!
通称、幸せのブルビーとも呼ばれています。
残暑とコロナで参ってしまっていますが、少しだけ幸福のおすそ分けを・・・


ナミルリモンハナバチ 吸密中です。


ナミルリモンハナバチ いつ見ても美しいハチです。


ナミルリモンハナバチ 次々と花を移動します。


コンボウアメバチ お初でした。ちょっと珍しいかも?


シュレーゲルアオガエル 山際の池周辺にたくさんいました。



2020.8.15(土) 生き物発見隊
岡山県自然保護センター友の会主催の生き物発見隊が開催されました!
酷暑の中、山田勝先生から危険生物のお話や熱中症に気をつけよう等のお話の後スタート。
サワガニ発見からいつものコースをショートカットしてかなり早めにセンター等に到着して数合わせを行い散会しました。
山田先生はじめご参加の皆様の強靭な肉体に敬意を表します。


郷の茶屋の裏の清流でサワガニが見つかりました!


オニヤンマ ぶら下がっていました。


オスグロトモエ カレハガの仲間に訂正(10cm近くあったような)


ノコギリクワガタ 本日のスターはこれ!


2020.8.12(水) サギソウなど
残暑お見舞い申し上げます。
大変な猛暑の上、コロナもあって外に出かけるには勇気が必要です。
忙中閑で久しぶりに岡山県自然保護センターに出かけました。
目的はサギソウで、今まさに見ごろです!
湿原には数えきれないほどのサギが大乱舞♪
うまく写真は撮れませんがご笑覧くださいませ。


サギソウ 朝露が美しいですね。


サギソウ これから咲こうとしています。


サギソウ とにかくたくさん咲いています。


ユリ 緑に映えて咲いていました。


ユリ 大きくすると素敵ですね。


ムラサキツユクサ おいでおいでと誘っているようです。


オミナエシ クモはサツマノミダマシ でしょうか?→ワキグロサツマノミダマシでした。


2020.7.27(月) ウスバキトンボの悲劇
ウスバキトンボは「精霊トンボ」とか「盆トンボ」と言われ、今の時期一番目にするトンボです。
日本で繁殖することはなく、冬にはいなくなってしまいます。
今日は悲しいことにタイワンウチワヤンマのお食事になっていました。



タイワンウチワヤンマ ウスバキトンボを捕食中です。


ウラナミアカシジミ きれいな背景に登場


ベニシジミ この蝶はこの花が一番似合うのでは・・・


キンモンガ キンモンガは黄紋型、白紋型があり、これは中間型かなと思いますが・・・。


2020.7.18(土) 生き物発見隊 in 岡山県自然保護センター
岡山県自然保護センター友の会主催の生き物発見隊に参加しました。
講師は山田勝先生で多くの参加者がありました。
かなりな暑さでしたが木陰は涼しく自然の魅力でもあります。
都合で途中から帰りましたが、モデルになってくれた生き物をご紹介します。


山田先生がセミの名前を調べています。


マドジョウ 虫の原っぱで発見!巨大でした。


シマヘビ 小さいヘビをくわえていました。


シマヘビ こちらの気配を感じたのか獲物を離して逃げました。


ヤママユガの幼虫 大きかったです。


チョウトンボ いつ見ても美しいですね。


2020.6.28(日) 瀬戸町生き物探偵団スタッフで自然観察
オニビジョンの「テレビ de 公民館」の瀬戸公民館偏として「瀬戸町生き物探偵団」に白羽の矢が当たり
”五感を使って自然観察をしよう”というテーマで取材がありました。
場所は瀬戸町森林公園です。
早朝7時、雨の中スタート!
途中から雨が止み、約2時間の観察会でしたが、多くの生き物が出てきました。
その一部をご覧くださいませ。
なお、オニビジョンの放映は7月とのことです。7月は自然偏が連続しますね。


ヤマトタマムシ 開始早々登場しました。


ヤマトタマムシ この立ち枯れの木に親が産卵、2年後、初めて日の目を見たのです。


オニヤンマの羽化 雨でも頑張っていました。


シオカラトンボがガを捕食中です。


コクワガタ 樹液の出る木にいました。


ミヤマクワガタ クワガタを2種類も見られるなんて。。。


コベソマイマイ マイマイ類も良く出ました。


シメクチマイマイ こちら希少種。


おや、何か発見したようです。


ニホンヤモリです。ゴミ箱の下に隠れていたのです。


エゾヨツメ ガの幼虫です。


ヒメナガメ ♡中です。



2020.6.20(土) 生き物発見隊 in 岡山県自然保護センター
3月から新型コロナのため、お休みだった生き物発見隊が久しぶりに再開されました!
いつもながら、多くのファンが駆け付け三密に注意しながら山田先生のご指導の下スタート♪
約2時間程度の散策後、生き物合わせを行ったところ、実に多くの生き物が確認されました。
特に今回はモリアオガエルの産卵現場にも勉強に行き、
卵塊や成体まで見ることができ嬉しかったです。
お世話になりました山田先生はじめ関係各位に御礼申し上げます。
何とかモデルになってくれた生き物たちをご紹介します。


生き物発見隊 山田勝先生から危険生物のお話です。


トラマルハナバチ(と思う) ふさふさです。


ホソヒラタアブ(と思う) とっても小さいのです。


不明の蛾 ちょっと可愛いでしょう。


イシガケチョウ幼虫 たくさん見ることができました。


山田先生からモリアオガエルのお話


モリアオガエルの卵塊


モリアオガエル(♂) 本日のトピックス、発見者に乾杯です。


ヒオドシチョウとオオスズメバチのコラボ


ウラナミアカシジミ 今日は木の上にいました。



2020.6.18(木) 雨のジャコウアゲハ
梅雨が本格的ですが、ジャコウアゲハの園に行ってきました。
ここにはジャコウアゲハの食層草であるウマノスズクに幼虫が、
また近くの木にも幼虫やさなぎになった個体がたくさんいました。
この雨でも頑張って成長している姿に励まされました。


ジャコウアゲハの幼虫です。


ジャコウアゲハの蛹です。別名、お菊虫とも・・・


ジャコウアゲハ(♂) 雨でも頑張っていました。


2020.6.13(土) ヘビとモリアオガエル
モリアオガエルと言えば梅雨の風物詩♪
森林のため池などに白い花を咲かせたように卵塊が目に入るのはこのシーズンならばこそ。
しかし、遺伝子をつなぐには自然界は厳しく、産卵中のモリアオガエルを狙ってヘビがお食事にやってきます。
マムシ、ヤマカガシ、アオダイショウ、シマヘビが特に目につきます。
今日はモリアオガエルを狙ってやってきたヘビを載せますがヘビが苦手な方はスルーなさってくださいませ。
※ヘビの名前が間違っていました。Y先生ありがとうございます。


ヤマカガシ シマヘビ モリアオガエルを狙っています。


ニホンマムシ こちらも・・・・


シマヘビ ヤマカガシ 樹上で狙っています。


ヤマカガシ モリアオガエルのメスを呑みかけています。


ヤマカガシ こんな大きなカエルでも呑み込めます。


モリアオガエル 産卵中です。ヘビにご注意!


モリアオガエル 待機の♂です。


2020.6.8(月) ハッチョウトンボの観察♪
岡山県自然保護センターへハッチョウトンボを見に行ってきました。
センターでは、近年、ハッチョウトンボやトキソウなどがずいぶん増えてきました。
湿原の手入れが素晴らしいのだと勝手に思っています。
さて、センターのHPになりますが。。。
トキソウにハッチョウトンボが止まっており、柳の下のドジョウを狙って出かけると・・・。
本日もトキソウに止まるではありませんか!
しかし、私のレンズではとっ~~~ても距離が遠いのでした。


ハッチョウトンボ(♂) 向こうのピンクがトキソウです。


ハッチョウトンボ(♂) トキソウに止まりました!


ハッチョウトンボ(♂) 尻上げも見えました。


ハッチョウトンボ(♀) こちらはお嬢様です。


オニヤンマ 同じ湿地でオニヤンマが羽化していました。


オニヤンマ 翅を広げてきましたが飛び立ちまで確認する時間なしでした。


ヒオドシチョウ 池の周りで3頭同時に羽化していました。


2020.5.31(日) モリアオガエル賛歌
梅雨の前になるとモリアオガエルの恋の季節が始まります。
昨夜の雨でおそらく産卵しているのでは?と思い早朝近くのため池を覗くと・・・
いました!カップルが♡
しかし、雨足が強いので記念写真だけ撮って退散。
雨上がりの午後、再度行ってみるとすでに10cmくらいの卵塊を作っていました。
カップルになって8時間くらいは経っていたでしょうか。
卵塊形成後、先にオスが池に飛び込み、メスもその15分後、池に飛び込みました。
本当にお疲れさまでした。


モリアオガエルカップル(上が♂、下が♀) 雨の中登場しました!


モリアオガエルカップル 正面顔がかわいいですね。


モリアオガエルカップル 立派な卵塊、♂が時々かき混ぜます。


モリアオガエルカップル 大事業は済んだと♂が退散


モリアオガエル(♀) ♂が去って15分後♀も遺伝子をつないで卵塊を後にします。


モリアオガエル(♀) ジャンプして池へ・・・ゆっくり休んでね。


2020.5.30(土) イシガケチョウなど
某調査の最中にイシガケチョウが飛んできました。
背景はイマイチなれど今季お初のイシガケチョウに出会えて嬉しかったです。


イシガケチョウ 給水にでもやってきたのでしょうか。


イシガケチョウ 3頭いたのですが2頭並びました。


イシガケチョウ 逆光で翅が透けて見えるようです。


ナミアゲハの幼虫 庭のユズに5匹はいます。美しい蝶になってね。


2020.5.22(金) ホソミオツネントンボも恋の季節
新型コロナで出かけることが少なくなり、ニュースも途切れがちですが
近くでホソミオツネントンボに出会いました。
このトンボは成虫越冬する珍しいトンボで春には美しいブルーに変わります。


ホソミオツネントンボ(♂) 彼女が下にいます。


ホソミオツネントンボカップル 遺伝子を残そうとしています。


ホソミオツネントンボ 風が強いせいか♡になりません。


ホソミオツネントンボ(♂) 何か捕食中です。


2020.5.2(土) ホソミイオトンボかな?
新型コロナウィルスで外出を自粛しています。
そのため、このコーナーは更新がほとんどできず申し訳ありません。
更新ネタ探しに近くの池を覗いてみるとホソミイトトンボ(と思う)が多数カップルになっていました。
ほのぼの気分で嬉しかったです。


ホソミイトトンボ(と思う) ハート形になっています。


ホソミイトトンボ すぐにライバルがやってきます。


ホソミイトトンボ こちらもライバル登場


ホソミイトトンボ 3組がDNAをつないでいます。


2020.1.4(土) チョウセンイタチ(と思う)に出会いました。

本ページもぼちぼち更新しますので何とぞよろしくお願い申し上げます。
そろそろお正月気分から抜け、通常モードにスイッチが切りかわる頃ですね。
近くの田園でチョウセンイタチ(と思う)に遭遇しました!
チョウセンイタチは顔がネズミに似ていること、尻尾は狼のようなので”黄鼠狼”の別名があるそうです。
こちらも今年の干支にちなんで嬉しい出会いでした。



イタチ 用水路の排水管に飛び上がりました。


イタチ 入ろうかどうしようかちょっと考え中?


イタチ よぉ~し、行くぞ!!!


イタチ ぐ、く、苦しいぃぃ~~~~


イタチ やれやれ・・・ん?どうやって出るんだろ???

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